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2019.12.06

画像診断について|患者さんに聞かれたので書いてみたいシリーズVol.1

みなさんこんばんは。
桂はりきゅう整骨院 院長の齋藤です。
今日は整形外科や一部の整骨院でも使用されている画像診断について書いてみたいと思います。

皆さんは病院で『椎間板が薄くなってるから腰が痛いんですよ』

とか

『骨が変形してるね』

とか言われた事はありませんか?🤑

もちろん実際に関係していることもあると思いますが本当にすべてそうなのでしょうか?

以下の文はアメリカなどの論文で症状のない人(痛みがない人)のレントゲン画像がどうなってるのかを記した文献です

・椎間板の肥大=87% ・部分ローテターカフ損傷(肩のインナーマッスルの損傷)=22%
・肩関節包の肥大=78% ・肩周囲の変形=96%
・椎間板の磨耗=37〜96%    ・変形性膝関節症=4〜43%
・軟骨損傷=11〜43%      ・半月損傷=4〜19%
・股関節の変形=37%〜67%   ・関節唇の損傷=68%
・モートン病=54%        ・足関節前距腓靭帯の問題=37%

痛みがない人でこれだけの画像初見異常がみうけられます!

ここまで異常があると、画像初見と痛みの相関性あるんですか?って感じになっちゃいますね(●´ω`●)

画像初見は状態を知る上でもちろん有用ですが、一番大切なことは画像をみるのではなく患者さん自身の動作や直接訴えている、臨床症状をしっかりと見極めることで正しい状態が把握できるといえますね。

桂はりきゅう整骨院では患者様の動作や臨床症状をしっかりと把握して適切な治療ができるよう日々研鑽を積んでいます。

次回は冬に気をつけたい腰痛・ギックリ腰についてかきたいとおもいます。

お楽しみに(笑)

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